下肢閉塞性動脈硬化症|きくたに内科クリニック|横浜市磯子区洋光台駅の内科・循環器内科

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下肢閉塞性動脈硬化症

下肢閉塞性動脈硬化症|きくたに内科クリニック|横浜市磯子区洋光台駅の内科・循環器内科

下肢閉塞性動脈硬化症とは

心電図と聴診器

末梢動脈疾患とも呼ばれますが、心臓の栄養血管である冠動脈以外の末梢動脈が狭窄したり、閉塞する病気です。その中でも最も多いのが、足の血管の病気が下肢閉塞性動脈硬化症となります。急性と慢性に分けられます。急性では血栓(血液の塊)、血管に亀裂が走る解離などが原因となります。慢性の主な原因は糖尿病、脂質異常、高血圧などの生活習慣病、喫煙などによる動脈硬化や血管炎による非動脈硬化となります。症状は歩行時の下肢の痛みです。進行すれば、安静時にも痛み、潰瘍や壊死といった症状がでてきます。下肢の切断に至る前に早期に診断、治療が必要です。

下肢閉塞性動脈硬化症の検査

足関節上腕血圧比(ABI)は文字通り、足関節と上腕の血圧の比が0.9以下であれば、足の血管が
狭窄または閉塞が疑われます。疑われれば、血管超音波検査、CT、MRIなどの画像検査で精査
します。最終診断は入院による血管造影検査となります。

下肢閉塞性動脈硬化症の治療

急性についてはバルーンカテーテルで血栓吸引除去(血管内治療)を行います。血栓除去が困難
例では血栓溶解療法やバルーンによる拡張、バイパス手術が必要になることがあります。
慢性については病変部位や病変の長さに応じて、抗血栓療法などの内服治療、バルーン、ステ
ントなどの血管内治療、バイパス手術などの外科治療を選択します。